いざ、印鑑を購入しようと思っても、色々な種類があって、わからないものですよね。印鑑の選び方をご紹介します。ポイントは、ジャンル、素材・材質、目的の3ポイントです。高い象牙の印鑑がいい、というわけでもありません。ケース・バイ・ケースです。
まずは、どんな目的で印鑑を購入するのかを考えてみると、印材の決める上で役立ちます。印影をどうするのかといった細かい点もありますが、最初はどんな印鑑を買えばいいのか、方向性を確認しておくことをお勧めします。
印鑑を選ぶ3つのステップ
先ほど書いた通り、印鑑の選び方は3つのステップがあります。
- 印鑑が必要な目的を考える
- 印鑑の種類・ジャンルを決める
- 素材・材質を決める
具体的に見ていきましょう。
印鑑を購入する目的を考える
なんのために印鑑を購入するのか、意味を考えましょう。
- 自分のため?誰かにプレゼントするため?プレゼントするなら誰に?
- 使用目的は?カジュアル?フォーマル?
- 私用で使う?会社で使う?
印鑑は目的によって、適した印鑑の種類が違います。個人で使う印鑑セットと、法人で必要な印鑑セットは全然違います。
個人事業主が初めて購入する印鑑と、子供が成人になるタイミングでプレゼントする印鑑は全く別物ですよね。
個人か法人か。どのタイミングで購入するのかを意識しておくといいでしょう。
印鑑の種類を決める
個人か法人かによって違いますが、両者で共通するのは、「銀行印・実印・認印」です。法人だけに必要な印鑑が「角印」です。
どんな目的で印鑑を購入するかによって、どんな種類の印鑑を買えばいいのかわかってきます。
銀行印や実印を購入するのか、認め印程度でいいのか、まずは考えてみましょう。
特に誰かに印鑑を贈るときは要注意です。いきなり実印をプレゼントされても困っちゃいますよね。身内か友達かでも分けられます。
個人事業主として独立して、法人名での印鑑を作ろうと思ったら、角印・実印・銀行印・認め印の4点セットを購入するのがオススメです。
印鑑の材質・素材を決める
印鑑の素材は、印鑑を購入する目的とどんな種類の印鑑にするかによって、選択肢を絞ることができます。
材質=予算です。象牙やチタンは高価ですし、柘(あかね)や玄武・黒水牛なら手頃な値段です。
認め印に高価な印材は必要ないかもしれませんが、逆に、実印で安い素材は避けておいた方がいいです。
例えば、法人用の印鑑セットを購入するなら、耐久性のあるチタンか、高価な象牙がいいかもしれません。
法人の場合、銀行や取引先の目に触れる可能性があります。そのとき、安っぽい印鑑だったら、相手が不安になってしまいますよね。「見た目」の豪華さも実は大切だったりします。
実印や銀行印は欠けると大変なので、壊れにくい印鑑が望ましいです。高級な印鑑だと象牙が定番ですが、法人用の印鑑だと、意外にチタンが人気です。ビジュアル的にかっこいい、というのもありますが、丈夫である、というのが選ばれるポイントです。
でも、実はちょっと印鑑が押しにくかったりもします・・・。認め印は、何点あっても大丈夫なので、もっと手軽に使える本柘あたりを使いまわしていく方がいいかもしれません。
次に、実際の購入する上でのポイントを解説しました。「プレゼントで贈る印鑑はどこで買うべき?印鑑の購入ガイド」こちらの記事をご覧ください!