万年筆は、取っ付きにくく、初心者にはハードルが高いです。購入するときに注意するポイント、購入するときのチェックポイントを理解していれば、スムーズです。自分にピッタリの万年筆、誰かにプレゼントする万年筆を選ぶのに必要な情報とコツをご紹介します。
自分のために購入するときも、誰かにプレゼントするための万年筆を購入するときも、共通するポイントがあるので、まずはそこから意識しておきましょう。
まず第一に必要なのは、「店頭で実物に触れること」です。ネットで購入するにしても、現物をしっかり確認することは重要です。
万年筆はまず店頭で選ぶこと!
万年筆は、書き心地が大事です。書き心地っていうのは、個人差があるので、実際に確かめてみる必要がありますね。
書き心地に限らず、ペンの太さ、重さ、万年筆を手に持って初めてわかることは多いです。万年筆を購入する大前提として、「店舗で実物を確かめる」ことが必要です。
ペンの書きやすさ
ペンの書きやすさは、実際に書いて確かめてみましょう。悪い例が、とりあえず、丸や直線をグリグリ書いてみることです。あれでは、書きやすいかどうかはわかりません。
実際に字を書いてみて、払いや止め、英字等、ペンの滑りを確認しましょう。
ペンの書きやすさには、個人差があります。値段の高さと書きやすさが比例しているとは限りません。さらさらっと書けるペンが好きな人もいれば、ドッシリとした感じで文字を書きたい人もいます。
「自分に合っている」というのが大切です。ブランドや値段だけで判断せず、主観で選びましょう!実際に書いてみた感触と直感が大切です。ペン先の滑り方をチェックしておきましょう。
字の太さ
万年筆はペン先、ニブの材質や作りによって、字の太さやインクの乗り方が違ってきます。字の太さのも、個人の趣味嗜好が反映されますね。
ボールペンで考えるとイメージしやすいと思いますが、0.3ミリくらいの細いボールペンが好きな人もいあれば、0.7ミリくらいの太めのペンが好きな人もいます。
字の太さの好みを考えて、ペン先を選びましょう。字の太さは、書き心地にも関係してきます。字が細い方が固め、字が太い方が柔らかく滑るような感じになります。
インクの色
インクの色は、万年筆選びに直接関係してないかもしれませんが、こだわりたいポイントですよね。ボールペンと同じ感覚で、ブラックのインクを考えがちですが、万年筆の定番は、ブルーブラックだったりします。ブルーブラックの色こそが、万年筆ならではの楽しみ方といえます。
いきなりブルーブラックは厳しい、と思ったらは、まずは黒色のインクを購入してみて、慣れてきたら、ブルーブラックにも挑戦してみましょう。
普通の水性ボールペンでも、ブルーブラックの色があるので、まずは、100円くらいのボールペンで試してみて、慣れてきてから万年筆を購入するのも賢い方法ですね。
高級ボールペンもあり
「まずは万年筆を購入しよう」と思ってしまいがちですが、意外に高級ボールペンもお手頃で使い勝手がいいアイテムです。
インクの入れ替えやインクを刺す手間もかかりませんし、持ち運びに便利です。しっかりしたボールペンも、できるビジネスマンっぽく様になりますよね。
「万年筆ありき」ではなく、「高級ボールペンも選択しに入れて」、その上で、どっちがいいかを考えてみるのがオススメです。そうすると、「なんで自分は万年筆を入手しようとしているのだろう」って本当の動機・目的が見えてくるかもしれません。